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諧律奇想の断章

響き合う諧律の前奏

BRACER

響き合う諧律の前奏

2-Pieces: 攻撃力+18%。
4-Pieces: 命の契約の数値が増減する時、キャラクターの与えるダメージ+18%、継続時間6秒、最大3層まで重ね掛け可能。
黄金と青き石で飾られた咲き誇る花。かつて、不滅の者に与えられた栄章であった。

あれは無知な海霧が高海を覆い尽くし、衆の水の民がまだ愚昧だった時代。 赤い砂原と暗い山々の間に、故郷を失った神がいた。 彼はオアシスの歌い手だったが、烈日の君主の威光の下、故国を失った。 砂の王に仕えることを望まず、故郷を失った神は流浪の道を歩むことにした。 万水の源の光なき海淵の下には、いかなる史書にも記載されていない都市がある。 高海を墓場にしようとした故郷を失った者は、偶然にも大地より古い廃墟に足を踏み入れた。 終わりの見えない回廊を抜けて神殿の廃墟の中心に辿り着くと、彼は銀色の杉の下で、 この忘れ去られた都市に残された唯一の生物——銀の枝に囲まれた金の蜂の言葉を聞いた。 「遠方より訪れし旅の者よ、これは偶然ではない。運命の手がそなたをここに連れてきたのだ。」 「我は銀の樹を守る使者であったが、長い時の中で心も形も失ってしまった。」 「だが、我の目には未来が見える。旅の者よ、そなたは再び都市と臣民を手に入れるだろう。」 「そなたが築き上げた国は繁栄し、いつの日か高海を統治するだろう。」 「そなたは彼らに文明と正義をもたらすが、彼らはやがてその正義のせいで滅びる。」 「結末を知ってもなお、旅に出るというのなら、上へと導こう…」 「予言する金の蜂よ、もしこれが本当に運命だというのなら、選択の余地などないだろう?」 「もし選択する機会があるのなら、あなたの言ったその不変の結末は必ず変えられるだろう。」 言い終えると、水なき空洞は音を立てて崩れ、銀の樹は金色の船に変わった。 これが、後に楽章を奏でる栄光の王と予言者シビラとの初めての出会いであった。

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