風立ちの日
BRACER
風花の箴言
「グンヒルドの族長の名において、新たなる神へ忠誠を誓う」 「我らは刃のような寒風を渡り、死に装束の如き冷たき無念を耐え忍んできた」 「故郷はとうに銀白の静寂に葬られ、古き習わしも朽ち果て失われし廃城に消え失せた」 「だが我らの背骨が折れることは決してない。それは烈風に磨かれし花の如く」 「苦難の日々に友情を裏切らず、血で紡いだ誓いを決して忘れない」 「グンヒルドの族長の名において、新たなる神へ忠誠を誓う」 「我らはゴドニー一族のように、純金で鍛えし精巧な小鳥を捧げはしない」 「我らはローレング一族のように、風に栄光の戦功を捧げることは約束しない」 「ブロードリー人のように聖堂を築くこともなければ、ヒトニー人のように麗しき詩を捧げることもない」 「我らが風に捧げるものは、咲き誇る花と熱き真心、そして永久に枯れることなき誠意のみ」 「グンヒルドの族長の名において、新たなる神へ忠誠を誓う」 「我らは過酷な風に向き合い、高塔の頂で神と共に戦った」 「我らは優しき風が暗雲の後の春、新たな命を得たのを目の当たりにした」 「もし風がいつの日か再び荒々しさを取り戻し、暴君が再び凡人を虐げようとするのなら」 「我らは惜しみなく、血で輝く花を汚し、たとえ再び神座に刃を向けることになろうとも」 「風がこの時のように永遠に優しく、高天が我らが国を見守り続けてくれるのならば」 「我らはモンドの歌を永遠に守り続けよう。新風が我らに安らぎの場所を与えてくれたように」 「偉大なるアルカディアの末裔の名において、新生の神に千の風の冠を授けん」 「願わくば君の言葉が我らが旧主の如くあらんことを、衆生の崇信が詩と一つとなるまで」 「願わくば、我らが旧主の歩みのごとく君も歩まん。ついには我らの旧主が君の如く歩むまで」
