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「削除すべき可能性のある…」の記録について
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「削除すべき可能性のある…」の記録について
龍の退化の可逆性に関するレポート …… 実験と試行を経て、以下の結論を導き出した。退化が龍の体にもたらした打撃は非常に大きい。 現在、退化した龍は、(…)によって、変化した状態で安定した環境に適応できる。 だが一方、体に収められる力を(…)によって元通りにすることはできない。唯一の手段は血をつたって…「焔の主の祝福」の発現を目印に、(…)を選別し、数代に渡って、良い方向へと改造を行うしかない… …… コメント そうすれば、知恵を失った龍の子孫に再び知恵を授けることも可能かもしれない。ただ、その代償はあまりにも大きい。 また、時間もかかる。退化した同胞たちの今の体では、力を背負えるのはごく一部の者だけだろう。 このレポートは封印しよう…退化した同胞たちを変える道は断たれるが… この実験はあまりにも残酷すぎる。 【燃素記録のメッセージ】 時間: 不明 内容: …これはよい機会かもしれない。 この実験を利用すれば…(…)が設けた運命の壁を乗り越えられるかもしれない。 ああ、兄上。この長い歳月の中で、人間の可能性に期待し続けていたのは…果たして正しいことだったのでしょうか? ——かつて期待していた未来、かつて思い描いていた世界…もしも、あの「究極の選択」にたどり着ける同胞がいたなら… 荒れ果てた歳月の代わりに、私が望んだ最後の答えを出してくれただろうか。
