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砂域のランプ-「留光」
アアル村のありふれたフロアランプ。「タマリスク材」で出来たフレームと布製のシェードを組み合わせると、このユニークなフロアランプができる。巧妙な設計のおかげで、このフロアランプはかなり安定しており、噂によれば砂塵を巻いた嵐でさえもこれを吹き倒すことはできないらしい。\nアアル村には昔から「留光砂」にまつわる話がある——遠い昔、砂漠の奥に長い間太陽に照らされ、「太陽の光を引き留める」砂があった。最初にこのランプを作った職人は、この砂をランプの光源として使っていたという。実際のところ、このフロアランプに使われている光源も植物から精製した材料であり、多少配分を変えれば、長時間蛍光させられる。しかも使用されている植物は、砂漠でよく見かけるものである。

