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谷の中庭の門-「門をくぐりて山を望む」
巧妙な形をしたアーチ型の庭門。沈玉の谷の多くの場所で目にすることができる。沈玉の谷は山がちな地形で高低差がはっきりしており、通りが比較的狭い。通常の寸法の門では構造的にやや狭苦しく見えるが、広めの門にするには制限が多すぎる。そのため一部の建物では扉の枠の高い所に細工を施し、視野を広げることで空間の開放感を高める工夫をしている。\n伝えられるところでは、この門をくぐる時に高い山を眺めると、たちまち大らかな心境になるという。こういった門ならではの「門をくぐりて山を望む」美しさを体現するものだろう。

