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「柔順を隠し持つ葉脈」
地形
小型低木
Comfort: 20

「アアル村の住民が柔らかい織物を作るためによく使う植物。火薬樽などの爆発物の衝撃に遭遇し、服が破れた場合、一時凌ぎにこの植物の葉が使える。」\nマハマトラの行動条令の最新バージョンには、この砂漠の低木に対して上記のような説明が載せられている。\n部下たちは、大マハマトラからこのように認められていることに感激しつつも、火薬樽の爆発を受け、服がボロボロになってもなお目標の追撃ができるなどとは、流石に買い被りすぎでは…と思わなくもない。だが、それよりも好奇心を掻き立てたのは次のことである。秘密調査によれば、すべてのスメールシティに在職している生論派の学者で、大マハマトラを支援した者はいないことが確定していた。これは、大マハマトラが行動条令を完成させた時、教令院以外の専門家のサポートがあったことを示唆している。そうでなければ、条令に記載されている植物を「マハマトラ行動専用植物百科事典」のように網羅することなど、できるはずがないからだ。
