玄岩から自然と生まれた鱗の鎧は、強靭かつ沈黙で、「龍王」の力が潜めている。無数の虫けらが廃土に還る永い歳月の中で、黄金と黒曜石が岩に埋め込まれてできた血肉が、やがて鎧となった。燃える痛みも、無言の叫びも、おそらく怨念が終結する瞬間に消えてしまうだろう。