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亡国の悲哀を詠う詩人

{RUBY_B#しじん}詩人{RUBY_E#}の{RUBY_B#はな}花{RUBY_E#}をあしらった{RUBY_B#かんむり}冠{RUBY_E#}

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春の日の黄昏、神殿の前。モネータに祝福されたディルの花冠は最も優れた吟遊詩人が授かる。

「モネータよ、我らはあなたに祈りを捧げる。もしこの世に歌声がなければ…歌声のない春は、森に花が咲かないのと同じ……」

吟遊詩人たちは清流で手を清め、冷やしたネクタールを杯に満たし神に捧げる。その後、神殿の前に集まり、モネータの祝福を受けた花冠を誰が手にするかについて議論を始めた。恋愛詩で有名なパルティ三姉妹が率先して歌声を披露し、それに続いて数々の独特な比喩で知られる老詩人ルポが歌う。しかしどんなに優れた音楽や巧みな言葉でも女神の心を動かすには至らず、杯の中の液体は微動だにしなかった。

そしてある流浪の詩人の番が回ってきた。その手には7弦の竪琴が握られており、古代のパピルスに記された物語を奏で始める——千年前の風や砂塵が流れ、物語はこのように始まる——
「世界にまだ多くの都市国家が存在していた時代、1つの都市が邪竜の襲撃を受けた」

「我が祖国の悲哀を詠おう——」
「怪物が城に居座り、貴き血筋が悪に堕ちた」
「高塔に侵入した巨竜のせいで」
「我が王は惑わされ、我が国の姫は食われてしまった……」

女神は供物のネクタールを飲み干し、流浪の詩人が花冠の所有者となった。

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