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一枚のメモ:ヒアンシー
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一枚のメモ:ヒアンシー
親愛なるグレーたんへ あなたと共に、古き神に覆われた天穹を引き裂いたことで、 この世界の人々は晴れた空と、久しぶりの虹を迎えることができました。 これはすべてあなたの努力のおかげです。みんなを救おうとする救世主、つまりあなたのことですが—— そんな最高のグレーたんには、最高のプレゼントがお似合いですよね! 朝に降り注ぐ曙光を贈りたかったのですが、あれはあまり淡く、暗い星空を照らすには足りないのではないかと心配になりました。 朝に奔る爽やかな風を贈りたかったのですが、あれはガラス瓶に入れると、自由に流れなくなりました。 それからイカルンが傍で身を寄せてきて、ようやく思いついたんです—— ずっと腰にかけていたこのペンダントを、あなたに贈りますね! イカルンが綿のように柔らかいとすれば、このペンダントは…綿あめでしょうか? これを見ているだけで素敵な気分になり、一緒に過ごした日々を思い出します… だから、それを腰に留めていれば、 ずっと天空から、私がもたらす温もりを感じられますよね。 では、私からの贈り物が、いつまでもあなたの傍で揺れ続け、そよ風と曙光をもたらしますように。 そしてあなたの旅路の愛らしい記憶と、癒しの鈴の音を守り続けますように。 ヒアシンシア
